オランウータンに足を掴まれ、檻の中に引き摺り込まれそうに… 動物園を訪れた男性の「身勝手な行動」に非難が殺到 インドネシア
インドネシアのスマトラ島にある動物園を訪れていた男性が、設置されていた柵を飛び越えてオランウータンの檻に近づいたところ、中に引き摺り込まれそうになる出来事が起こった。この恐怖の瞬間が撮影され、インターネット上で拡散されている。 【動画】オランウータンが足を掴んで離さない「恐怖の体験」 この日、リアウ州にある「カサング・クリム動物園」を訪れていたハサナル・アリフィン(19)は、オランウータンを撮影しようと、檻前に設置されていた柵を乗り越えたのだという。 柵を乗り越えることは禁止されていたにもかかわらず、オランウータンに近づいたアリフィンはこの後、痛い目に遭うことに。 アリフィンがオランウータンの前に手を出すと、素早くシャツを掴まれてしまう。次にオランウータンが右足を両手で掴むと、離す様子はなくぎゅっと抱き抱えている。 アリフィンの身体が浮いてしまうほど強い力で引っ張っていることがわかる。近くにいた友人が手伝い、綱引き状態になったものの、無事に救出された。 この事故を受け、動物園側は「柵を飛び越えるだけでなく、オランウータンを蹴ることはルール違反です。非常に危険な行為です」と声明を発表した。またアリフィンも自身の過ちを認め、反省の意を示しているという。 一方で、動画を見た人々からは冷たい視線が注がれており、「自業自得だ」との声が上がっている。
COURRiER Japon